子犬の早期社会化

子犬の早期社会化

2016.09.20

ボーダーコリーのイリスは生後60日でブリーダーから引き取りました。
ワクチンはまだ1回のみ。本来ならワクチンは2~3回終了後に外に出して下さいと指導されます。

しかし、私はイリスを見てそれを守りませんでした。翌日、早々に多摩川で沢山の犬達と人間に接触させました。
見て下さい、この舌。
ビビリの証です。
正直、困りました。
10日程ブリーダーさんにイリスを返してしまおうか悩みました。
明日こそブリーダーさんに電話して返そうと思って寝ても朝起きたらやっぱり出来なかった。

かかりつけの獣医師にも相談しましたが、今どき変な病気を持った犬が都内には居ないだろうが、まあ、訓練士さんなのでご自身の判断にお任せしますと苦笑いされましたが (*´艸`)

このままワクチン終了まで待てない、病気は薬で治るけど、ビビリは薬では治らない。更にビビリが攻撃的な犬になるのも多い。そうならない為に1日も早く社会化トレーニングを開始しました。

その判断は正しかった。
普段は大人しいイリスですが、ボールで遊んでいる最中に邪魔をされると大変!
歯を剥き出してガウガウ襲いかかります。しかし、社会化トレーニングをしておいたお陰で絶対に噛みません。
歯をカツカツしてまるで獅子舞のようになってるだけです(笑)
時には相手を突き倒して脅してますが、絶対に噛みません。
もしもあの時、ワクチン終了後に外に出していたら手遅れになっていたかもしれません。こんなガウガウ犬が本気で噛むようだと怖すぎます。
ボーダーコリーに噛み犬は多いのです。
臆病な子が多く社会化もされていないからでしょうか。
早期社会化トレーニングの成果で人も犬も大好きなフレンドリーボーダーコリーになりました。それだけでも本当に良かったと思っています。

今でも基本的にビビリでたまに舌が出っ放し。


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