東京のとんかつは世界一

東京のとんかつは世界一

2016.08.18

私がとんかつを異常に好きなのは海外生活でとんかつに飢えた経験があるせいなんです。

アメリカに住んでいた頃、寿司屋のグレードは本土もハワイもとても高いのにとんかつ屋さんはガッカリする程のレベルでした。
焼肉屋さんは美味しいのに何故とんかつはあんなにマズイのでしょうか?
答えは簡単。
肉がアメリカ産豚肉だから。
日本国産の豚肉でさえスーパーの豚肉で作ったとんかつは美味しくないのに、ましてアメリカ産となると臭いが違う、硬さが違う、全てがとんかつにふさわしくありません。
かなり前の話ですが、ホノルルに新しくとんかつ屋さんがオープンしました。
勿論、いの一番に出掛けたのですが、やはり肉が硬くて臭い、衣は揚げ過ぎてるわ油っぽいわ。
私はとんかつにはソースなどかけません。必ず岩塩を付けて頂きます。その方が本来の豚肉の旨味が引き立つからです。
しかしこのようなマズイとんかつに塩は禁物。余計に臭みが引き立ちます。
ソースをドバドバかけて肉の臭みを消さないと食べられません。マヨネーズもたっぷりかけたいくらいです。
あの頃、日本のとんかつが恋しくてたまりませんでした。一時帰国の度に、前もって調べた有名とんかつ屋さんを巡るのが楽しみになりました。
色々調べていくと同じ日本でもどうやら東京のとんかつはダントツに旨いらしい。日本で1番という事は間違いなく世界で1番という事になります。
都内に美味しいとんかつ屋さんはいくつも点在していますが、蒲田はとんかつの激戦区。私もお気に入り行きつけ店が2軒あります。
高田馬場も2軒あります。
池上にも一軒あるのですが、最近、ランチの味が落ちてから行く気がしなくなりました。
二子玉川にも一軒あります。
こちらは私が行くと決まって奥様が『今日はご飯どうしますか?』と聞いてくれます。以前、ダイエット中に通っていた時に『ご飯は要りません』と言っていたのをいつまでも覚えてくれているのです。ここのとんかつはもしかしたら世界一かもしれません。まあ、好みですが、レベルはかなり高いです。しかし残念な事に置いてある塩が食卓塩。
これにはビックリです。岩塩がとんかつに合わないから食卓塩を置いていると言うのです。岩塩だと思い込み、信じて食卓塩をドバドバかけていた事になります…、ショックであれから一年ほど行かなくなりました。とんかつは旨いのでそろそろマイソルトを持参して行くしかありません。食卓塩はカラダに悪すぎです。
さて本日のとんかつは大好きなお店、武蔵小山のとんかつたいようさん。
少し脂身に癖があるものの抜群の美味しさです。塩はフランスの岩塩。
予約も出来るのですがいつも突然思い立って行くので並ぶの覚悟です。


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