遺体捜索訓練

遺体捜索訓練

2022.01.12

新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
イリスも今年4月29日で8歳になります。あのウレションまみれのガチャガチャバタバタしてた2ヶ月の子犬がもう8歳です。

お陰様でIRO国際災害救助犬試験のA段階B段階共に2歳で合格。競技会で優勝もしました。
ボーダーコリーは賢くて素早くて体力もある。例えば、優秀なジャーマンシェパードが15分間で3名の擬似行方不明者を探し出すとしたら、イリスは3分かからない。カップラーメンすら出来上がる前に山の中を走り回り行方不明者を3名探し出す。これが本当の朝飯前だ。

海外の広大な草原の山をボーダーコリーが滑らかに駆け回り、まるでスケート選手のように滑っているかのように見えるYouTube動画をよく見かけるが、まさにあの勢いだ。
ボーダーコリーは素晴らしい。
しかし、実はかなりのビビリで苦労も沢山ありました。

災害救助犬は主にエアセントと呼ばれる手法で訓練します。空中を浮遊する行方不明者の匂いを探すので鼻を高く上げて臭いを嗅ぎます。

遺体捜索訓練は少し違っていて浮遊する臭いだけでなく土や瓦礫に埋まっている臭いを探す必要があるので鼻を地面に向けないといけない。
イリスは1歳の頃からエアセント訓練をしていた為、とにかく浮遊臭を探そうと走り回る癖があり、地面の捜索はちょっと難しかった。
ところがどうでしょう、今日久しぶりに遺体臭を地面に埋めてみたら、なんと地面を探し始めた。
何だろうこれ?
あまり丁寧に教えた覚えはなく、ブロック塀や植木鉢の中に遺体臭を隠しての練習はしていたけど、それも私の気まぐれで半年に1回やるかやらないか。
なのにイリスの脳みその中で何となく完成してる。
これはっ!?イリスちゃんオトナになったのね?やっとオトナになったのね笑笑

動画はこちらですhttps://youtube.com/shorts/Xzm2r-ImLCE?feature=share


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