2020.07.17
遺体捜索訓練と言うと遺体はどうやって用意するんだ?と思われるかもしれませんが、大丈夫です!海外から科学的に作られた合成遺体臭を買うことが出来ます。誰でも自由に買える訳ではありませんが。亡くなった直後の臭いや時間が経過して腐敗が始まった臭いまであります。マニアックですね。更にそれに人間の血液を混ぜたりして使います。
イリスは自宅で簡単な訓練をして、合同訓練に参加。流石ボーダーコリーです。頭が良いですね。正解率100%
翌週は地面に遺体臭を隠してやってみた。初めての体験で混乱していたけど、またまた流石ボーダーコリーです。直ぐ理解しました。
ボーダーコリーは頭が良いけど、基本的にビビリで特に音に弱い。例えば花火や雷はもうダメです。震えて逃げてしまうでしょうね。
だから賢いけど繊細なので訓練は難しい。
このビビリのせいで災害救助犬などボーダーコリーは少ない。皆さん無難で安定したラブラドールやシェパードを使いたがる。
遺体捜索についてはまだまだ訓練が必要。本物の遺体が地面に埋もれていた場合、ピンポイントで臭いが出るのではなくて、遺体の周り全体に臭いが漂っているという。勿論、人間にはわからない臭いだ。
今は小さなケースに入れた合成遺体臭を探す訓練だからピンポイントで見つけてくれるけど、本物は地面全体で広範囲に臭いが充満するから犬は混乱するんだろうな。
その辺はハンドラーが犬がの仕草を見て判断しなければならないそうです。
さて、朝5時からの訓練が終わったらスケボーの練習だよ!カメラ目線でよくスケボー乗ってられると思うよ。ちゃんと前見てねー、そして最後、スケボーは乗り捨てないようにねー。
遺体捜索の初歩訓練の様子↓
イリスのスケボー姿↓
ありがとうございました。