セレネしつけ教室

警察〜!

ドッグランの横にある大きな公園はいつも子供達が元気に遊んでいる。
そこにいつもキャッチボールしてる親子がいて男の子はまだ幼稚園くらい。父親は多分3040代。それが今時珍しいスパルタで巨人の星みたいなんです。
男の子がもっと小さい頃、身体にボールがバンバン当たり父親に罵倒されベーベー泣きながらボールを拾っていたという。

ここは昭和なのか?

ひょっとしたら将来この子は大リーグボール養成ギブスでも装着され、自宅では親父のちゃぶ台返しも当たり前なんじゃないかと心配していました。

はい、本日、事件です!

なんと親父はあろう事か中学生の男の子1人を捕まえて説教をしていた。私がドッグランに着いた時点でもう20分間も説教をしていたという。中学生は20人くらいいて女の子達がドッグランのオバサマ達に助けを求めて来た。

どうやら口の利き方がナンチャラで?でもそれは親父に言ったわけじゃなくて親父の勘違いらしいのだが、、。

100歩譲って中学生が口の利き方悪かったとしよう。だけど20分も叱りつける必要があるのか?相手は子供。

いや、例え子供でなくても一方的に罵声を浴びせ、恫喝に近い行為はやり過ぎだろう?感情に任せてどんだけやれば気が済むんでしょう?明らかに度を超えてます。しつこい。
既に親父の方が100倍返しくらいやらかしてるじゃないか。もう解放してあげたらどうなん?いつまでやるん?
てか、どんだけストレス発散に他人を使ってんだよ。

もはや普通に話が出来そうな相手じゃないと判断し躊躇せずに110番。
結局、警官が6人来てくれましたが、トータル40分間の説教を中学生にしていたそうです。

説教され続けていた中学生の男の子は友人をかばっていたようだ。エライ!よくあんな親父相手に泣かずに頑張ったね!とドッグランの中からオバサマ達が褒め称えた。

実は駆けつけて来た中学の部活の先生も警官が来るまでドッグラン付近で待機して貰っていた。

御礼を言われ、部活の先生からは、たまに使い物にならなくなったボールをドッグランのオモチャ箱に入れる事があるんですが、迷惑でなければまたお持ちします。と言ってくれた。

有り難い!犬達が喜びます!

ドッグランには3つのオモチャを入れる用の箱がある。これは夕方遊びに来る常連さんが百均で買って来て取り付けてくれたもの。テニスボールはやはり夕方遊びに来る常連さんがたまに持って来てくれる。

不思議なのは沢山ボールを頂いても何故か直ぐに穴を開けられたり、数が極端に少なくなること。一体誰が破壊してるのか?夕方来る常連ワンちゃんには破壊する犬はいない。誰が遊んでも良いし破壊しても良いけど、破壊したなら少しは補充して欲しいなあ。

それにしてもあのまだ小さな息子さんの将来が心配だな。余計なお世話だけど、きっと野球もとーちゃんの事も嫌いだと思う。ちゃぶ台返しされてない事を祈ります。